下請けプレス工場からの脱却を目指し、絞り加工技術を活用した製品作りを始めてから50年近く・・・作る製品はミルクピッチャから調味料缶に、気付けば30年以上の時間が経ちました。
かねてより「大きいことはいいことだ」に対し「本当にそうなのか?」と疑問を抱きながら、自分なりのやり方を模索していた先代の意思を継ぎ、今日も最低限の人数で製作をおこなっています。
少人数なので安く大量には作れませんが、製作工程には目を配りやすい環境ともいえます。
材料調達から社内での加工、外注加工先の主との打ち合わせなど、できる限り自らが現場で動き、納得のいく製品づくりにこだわっています。
我々が製造・販売するKASHIWA印製品には、それに関わる人々の思い・想い・念いが詰まっています。
どうぞ末永いご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
代表 猪熊 尚洋
会社名 | 有限会社 猪熊製作所 (ゆうげんがいしゃ いぐませいさくしょ) |
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資本金 | 8,000,000円 |
設立年月 | 西暦1981年(昭56)・7月 |
代表者 | 猪熊 尚洋 |
従業員数 | 4名 |
所在地 | 〒959-1281 新潟県燕市桜町230番地3 |
電話/FAX | 0256-62-4566/0256-62-6994 |
業務内容 | SUS304(18-8ステンレス)薄板のプレス深絞り加工技術を生かしたステンレス製の調味缶や水杓子など自社製品[KASHIWA印(PB)]の製造・販売 |
燕商工会議所 | https://www.tsubame-cci.or.jp/ |
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一般財団法人燕三条 地場産業振興センター | https://www.tsjiba.or.jp/ |
燕西蒲法人会 | http://hojinkai.zenkokuhojinkai.or.jp/tsubamenishikan/ |
一般社団法人 燕西蒲労災防止協会 | http://rousaiboushi.server-shared.com/ |
地元燕市で大手親工場よりプレス加工を受注する下請け町工場として創業したのは先代社長の猪熊尚が23歳の時でした。
下請け仕事をこなしながら「小さいながらも自社製品を持つメーカーになりたい」と願い最初に手がけた自社製品は、当時から得意としていた「プレス絞り加工」の技術を活かしたステンレス製ミルクピッチャーでした。当時の喫茶店で、この可愛い形の器を目にされた方も多いと思います。
下請け仕事とミルクピッチャーの両輪で何とかいけるようになった頃、次に何をしようか?と考えた時、やはり得意な絞り加工の特性を活かした製品を、というところで挙がったのが調味缶でした。
調味缶は本体とフタの2つの部品をネジで組み合わせてひとつの製品とするため、ミルクピッチャーより高度な絞り加工技術を必要としました。
プレス絞り加工の技術について試行錯誤を繰り返しながら調味缶を作り続けて30年余・・・当社の絞り加工技術の歴史がつまった調味缶は、業界随一の豊富な種類を揃え、業務用からご家庭まで皆様に安心してお使いいただける調味缶となりました。